名刺版写真 榎本武揚 ロンドン 希少な写真と関連する書簡
デン・ハーグの鋳鉄所の所長であるJ.J.ヴァン・コーフェルデン氏 (1829-1909) の隣に立っている榎本武揚のおそらくユニークな名刺版写真。写真はロンドンで撮影されたもので、裏には榎本とヴァン・コーフェルデンの署名があり、オランダ語で、榎本が 1864 年 9 月、10 月、11 月にイギリス、スコットランド、アイルランドを訪れたときに撮影されたと書かれています。重要なことに、1865年1月23日付でグラスゴーのトマス・カーズウエル宛てのヘーグ日付の手紙が添えられており、秘書の手で書かれ、ヴァン・コーフェルデンによって署名され、次のように述べられています:「私の同行者である榎本釜次郎氏、日本海軍将校の名前で、写真カードも同封されていました。写真カードであなたの思い出をそれぞれ受け取るなら、私たちは義務付けられるべきです」。1873年2月6日付でヴァン コーフェルデンからカーズウェルに宛てたハーグの別の手紙とともに、一部には次のように書かれていました:「しかし、その時のことをあなたの記憶で探ってみると、私が日本人の友人である榎本氏を伴って紳士たちを訪ねたとき、ネイピア氏の作品を親切に案内してくださったことを思い出していただければ幸いです」、次にグラスゴーの銑鉄についていくつか質問し、榎本についてカーズウェルを更新して締めくくり、「..... 私たちの友人である榎本は数年前に日本に帰国し、革命家によって宣言された革命の責任者でした。いくつかの船を取り、海軍の司令官でしたが、その後敗北しましたけど海軍の最高司令官にした代わりに、切腹を割るように命じられたわけではありませんでした」。
写真9.5 x 6.5。手紙26.5 x 20.5糎と27 x 21.4糎。
写真は良好。経年の傷み少々あり。1865年の手紙は傷みあり。1873年の手紙は良好。
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