ニカラグア運河と日本への影響 ヘンリー・クレイ・テイラー艦長
1891年1月27日、東京地学協会例会において、アメリカ合衆国海軍アジア艦隊(Asiatic Squadron)所属アライアンス号(USS Alliance)艦長ヘンリー・クレイ・テイラー(Henry Clay Taylor)が行った演説「ニカラガ運河開鑿企業に就て」によって、建設計画が日本に知られることとなった。在京各紙は演説内容を報じ、福澤諭吉が執筆した『時事新報』社説など、世界交通路の変化が日本に国際貿易上の好機をもたらすとの期待を生じさせた。
横浜。横浜プリンティング・アンド・パブリッシング・カンパニー・リミテッド。明治24年。
pp.[2], 24. 19.5 x 13.4糎。
良好。表紙に経年の傷み少々あり。しわ少々あり。
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